平成3年、西日本を襲った 台風19号にも全くの無傷。
住環境で一番大切なのは、建物が丈夫という安心感。
閑静な住宅地で一際目をひく大塚邸は、250坪の敷地をもつ豪邸。寄棟造りの家の前には、家主のお人柄を忍ばせる手入れの行き届いた庭が広がり、アプローチ脇にある大木が来訪者をやさしく迎え入れます。このお宅に住むのは、高校の同級生だったという77才のご夫婦。購入済みであったこの土地に、50代で『百年住宅』の家を建てられました。
「家づくりで一番大切なのは、安心感。デザインよりも建物の丈夫さを重視しました。」とご主人。奥様もかつて住んでいた社宅の経験から「風が強い日に揺れる木造家屋は嫌だ」と思っていたそうで、コンクリート住宅という選択は最初から一致されていたようです。
重い躯体と頑丈な基礎が災害から我が家を守る。
ご自宅建設中に、基礎工事の様子を見た奥様が「基礎の深さに驚いた」というように、あらゆる災害から大切な命と財産を守る『百年住宅』のベースは、頑丈な基礎づくりにあります。入念な地盤調査を行い、地盤が弱い場合には、地盤改良や摩擦杭・支持杭などを施工。そこに、従来にない深さに掘り下げた頑丈な基礎を施し、その上に十分な重量をもつ躯体を固定して、台風や地震にもびくともしない強度を実現しています。
その強さは、大塚邸でも実証済み。1991年に西日本で猛威をふるった台風19号のときも、窓の外で大きく揺れる大木を見るまでは、吹き荒れる風の音や震動にさえ気づかなかったそうです。「台風の翌日気づいたのですが、ご近所は軒並み瓦が飛ばされ、車庫はどこの家も全てビニールトタンが無くなっていました。でも、我が家は2、3枚の瓦が起き上がっただけ。そこもメンテナンスの方が素早く直してくれました。」と奥様。周りの家々は、被災後も長い間屋根にブルーシートがかけられていたそうで、無傷の大塚邸は皆さんに羨ましがられたそうです。
金融公庫の条件ぎりぎりで書斎付きマイホームを実現。
大塚さんのこだわりは、壁全体に本棚を作り付けた書斎を玄関横につくることでした。23年ほど前の建設当時は、住宅金融公庫の最大融資面積が165平方メートル以内。そこで、できる限り広い書斎を設けつつ、164.98平方メートルという、条件ぎりぎりの設計を施しました。完成した書斎の壁には、地元新聞社の社長を務めていらっしゃったご主人の蔵書がずらり。ゆったりと体を伸ばせるソファや机、オーディオセットなどを収めた寛ぎの空間が生まれました。
「この家は、遮音性も優れているから音楽を大音量で楽しめるんだよね。ご近所に気兼ねしなくていいのが嬉しいね。」と話すご主人は、念願の書斎を十二分に活用されているようです。一方奥様は、建設時を振り返り「私たちがアレコレ言わなくても、細かな気配りをしていただきました。図面では気づかなかった無駄なスペースがなくなり、収納ができていたり…。本当に丁寧な仕事をしていただきました。」と使い勝手にも大満足のご様子です。
仕様
| 種 別 | 二階建て |
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