先輩が語る「やり甲斐証明」

もともと建物が好きだったこともあり、学生時代から建築を職業とする事を意識していました。初めは設計を目指していましたが、今こうして監理技術者としての道を進みながら、「これで良かった」と強く思っています。
建物は一人の力でつくれるものではありません。
まず、家を建てたいというお施主様がいて、そしてそれを設計する人がいます。1軒の家として形にしていく為に、大工や左官など、実に15業種以上の業者が施工に関わります。その多くの職人さん達が時間をかけてできあがっていく過程を監理する仕事は、非常にやり甲斐があるものだと実感しています。お施主様と業者さんのパイプ役として現場を上手く監理するように気を遣います。
良い家をつくりたいとの思いは、お施主様と同じ目標です。
家が完成し、お施主様から「希望を叶えてくれて有難う」と言われた時の達成感は、何ものにも変えられません。
現場では、予期せぬ事が起こるほか、経験のない出来事にも遭遇します。
ひとつ例を挙げるなら、以前、「屋上にフットサル場をつくりたい」とお施主様から要望を頂いた事がありました。これは、百年住宅の基本的な工程には含まれない特殊な施工でした。このような場合は、自分で工夫をし、進めなければなりません。防水工事に試行錯誤を重ねながらも、無事完工できた時は感慨ひとしおでした。
難しい施工は他にも色々あります。何ごとも経験だと受け止め、楽しく取り組める今がとても幸せです。何にでも挑戦し、積極的にやってみる。その気持ちと行動が大切だと思います。
打ち込める仕事に出会い、これから先、監理技術者としてのやり甲斐をもっと追求していきたいと思っています。
ある日のスケジュール
- 07:30
- 出勤
- 08:00
- 朝礼今日の天気のようにスカッといこう
- 08:30
- 業者と打ち合わせ
- 09:00
- 現場視察
- 12:00
- 昼休み
- 12:00
- 現場視察順調快調に進んでいます
- 17:00
- 帰社
- 17:30
- 報告書作成充実した1日でした
- 18:30
- 終業・退社