宮城県沖地震とは? 宮城県の沖合から日本海溝までの海域では、ここを震源域とする大地震が繰り返し発生していることが知られています。 宮城県沖地震は、1978年に宮城県沖で発生したマグニチュード7.4の地震に代表される、陸寄りの海域を震源域として繰り返し発生する大地震をいいます。 東北地方の陸側のプレートの下へ太平洋プレートが沈み込むことに伴なって、これら2つのプレートの境界面の、牡鹿半島沿岸からその東側で発生していると考えられています。 地震発生のサイクル 起きたばかりの宮城県沖地震。次の地震発生の可能性は、今後20年程度以内(2020年頃まで)に起こる可能性が高いと考えられ、地震の規模 は、単独の場合にはM7.5前後、連動した場合にはM8.0前後となると考えられています。 迫りくる宮城県沖地震 宮城県沖地震の活動周期が異なる最も大きな要因は、大陸プレートの下にもぐりこむ海洋プレートの速度が異なるためであるといわれており、宮城県沖ではもぐり込み速度が大きいことが特徴です。
阪神・淡路大震災は被災地に専門家の想像力をはるかに超える大被害を与えました。被害の大小は、活断層の上かどうかでくっきりと分かれています。静岡県は全国でも活断層が多い地域である上に、大津波による被害も予想されています。今から万全の備えを心がけ、悔いのないようにしたいものです。