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【地震の仕組み】東海地震の歴史とメカニズム

東海地震は周期的に起こる大地震

阪神・淡路大震災のように地震発生後に名前がつけられた地震と違い、

東海地震が地震発生前から名前がついているのは、予測される大地震だからです。


 

メカニズム

東海地震は日本列島の下に沈み込むフィリピン海プレートがユーラシアプレートの下にもぐり込んで岩盤に力を加え、岩盤の歪みが限界に達したときユーラシアプレートが跳ね上がることによって起こると考えられています。東海地震の規模は、マグニチュード(以下「M」と称します)8クラスと予測されます。

 

海側のフィリピン海プレート(1)が毎年数cmの割合で陸側のユーラシアプレート(2)の下方に潜り込む。ユーラシアプレートの先端部が引きずり込まれることでひずみが蓄積する。ひずみが限界に達すると、ユーラシアプレートが跳ね上がり地震や津波が発生する。


 

歴史

過去500年余りの地震の記録によると、東海沖については約100年から150年の周期で、同じ場所で大規模の地震が繰り返し起きています。しかし、駿河湾から御前崎沖にかけては、1854年(安政元年)の安政東海地震(M8.4)発生以後、現在に至るまで大地震は発生していません。

東海地震説が発表されて30年以上が経過し、静岡県をはじめとする地域では、耐震補強や港湾の改良など地震被害を減らすためのインフラの整備がなされてきました。また予知の研究が進み2007年10月より一般向け緊急地震速報の提供が開始されました。

ただ、あらゆる研究や整備が進んでも揺れや津波がなくなるわけではありませんので命を守るためにも防災知識の確認や備えをしておきましょう。

 

日本を襲う主な巨大地震の確率

今後30年以内に巨大地震の発生する確率です。

  • 根室沖 40%
  • 三陸沖北部 90%宮城県沖 99%
  • 首都直下型 70%東海地震 87%
  • 東南海地震 60%南海地震 50%
  • 安芸灘~豊後水道 40%

(防災科学研究所資料より)


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